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木村統括本部長と宮田社長

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  前回のブログで予告していた通り、今回は統括本部長の木村氏と宮田社長について書こうと思います。 ● 2020の岐阜のサッカー おそらく多くの人が思っているでしょうが、僕も今シーズンの昇格失敗の1番の原因は、ゼムノビッチ氏を監督に招聘した事だと思っています。 プロリーグの第一線の現場から長年離れていた人の監督就任に対しては、当初から懸念の声がありました。 高齢でもあり、このめまぐるしく進化している現代サッカーについていけるほど、戦略、戦術はアップデート出来ているのか疑問でしたが、結論から言うと、出来ていなかったようです。 シーズン終了後に更新された 有料WEBマガジン『ぎふマガ』で、甲斐が語っていたところによると、「始動後キャンプを経て3か月で作り上げるスタイルが今年は築けなかった」そうです。 「正直なところ何もなかった」とまで言っていました。 そうでしょうね。その事は試合をみれば分かりますよ。 真剣勝負である試合をみれば、例え、練習の現場にいなくともそのバックグラウンドはおおかた推測できるものです。 今年の岐阜を総括すると、 『何もなかったサッカー』 これが、2020の岐阜サッカーなのではないでしょうか。 ● なぜゼムノビッチ監督だったのか 疑問に思うのは、なぜ ゼムノビッチ氏を監督に招聘したかという事です。1年での昇格を任すには、あまりにもリスキーな選択でしょう。 この不思議とも言える就任要請は、今年から編成を務める木村氏の力の無さからきたものとしか思えません。 人脈に乏しく、チーム編成にも不慣れなので、自分が過去に関わった、アマチュアチーム「Vonds市原」時代の人脈を頼りに、ゼムノビッチ氏に要請したのでしょう。 そうでなければ、ゼムノビッチ氏に監督を要請した事に説明がつきません。 もし、たくさんの監督候補から彼を選んだのなら、それはそれで、相当やばいサッカー観ですよ。 僕は、木村さんには辞めてもらって別の人にGMを任せた方がいいと思います。 GMという仕事は、選手と違って、「今年の失敗を活かして成長し、次に繋げよう」という職業ではないでしょう。 GMは、就任するまでの人脈、信頼を駆使して成立させる仕事ですので、木村さんの選手経歴、その後の指導者経歴をみる限り、難しいと思います。 だから、今年、ゼムノビッチ氏なのです。 向いていない仕事をするのは、本人にとって

2020第33節アウェイガンバ大阪U-23戦「シーズン終了・昇格失敗」

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ガンバ大阪U-23  2 - 1  FC岐阜 ハイライト映像   https://youtu.be/Ntw6Rb0ZeKE ● 昇格失敗 昇格へのかすかな望みをかけての戦いでしたが、敗戦で終わり、1年でのJ2復帰への夢は絶たれました。 この試合に負けた事は、しょうがないとも思います。 このゲームは勝つ事が目的ではなく、大量得点をして勝ち、昇格をする事が目的の試合でしたので、普段と違う『何か』をする必要がありました。 結果、全くと言っていいほど機能はしませんでしたが、前田、高崎を前に並べ、今までと違うやり方で奇跡を起こそうとしたのだから、その分、リスクだってあるでしょう。 負けた事で、最終順位も6位になってしまいましたが、昇格出来なければ、3位も6位も別に大差はないと思うので、2位を狙ったゆえの6位には、文句はありません。 まぁ、情けない事だとは思いますが…。 ● 今シーズンを振り返ると 全日程が終了し、あらためてFC岐阜の試合を振り返ると、一生懸命戦ったであろう選手には申しわけないのですが、正直あまりおもしろいサッカーではなかったですね。 昇格に失敗したから言うわけではなく、勝利の数はある程度あったはずなのに、そのわりには試合に対する満足感が低かったです。 その原因を具体的に考えてみると、『連携の乏しさ』『戦術の深みの無さ』『闘いに望む迫力』などになると思うのですが、それはそのまま、シーズンを通して勝ち切れなかった要因と重なるのではないでしょうか。 選手も頑張っている事は理解していましたので、言うのは失礼かと思い、今まで書いていませんでしたが、内心 「今年は特につまらないサッカーだな」 と思っていた事をここに告白させていただきます。 ● クラブへの不満 過去のブログでも何度か触れましたが、去年の降格に関しては、僕はある程度仕方ないかなと思っていました。 去年の開幕時、クラブは確かに良い選手を集めていたし、大木体制3年目への賭けともいえる決断も、継続した体制で結果を出すんだという岐阜の決意の表れだと考えれば、理解も出来ます。 残念ながら賭けには負けましたが、そこには確かにチャレンジスピリッツがあったし、J3降格が決まっても、これを活かして次また頑張ろうという気持ちにもなれました。 ただ、今年はどうでしょうかねぇ。 今年に関しては、クラブの勝負に対する認識の甘さ、どうい

2020第33節アウェイ長野戦「来年もJ3がほぼ決まった日」

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  長野パルセイロ  0 - 0  FC岐阜 ハイライト映像   https://youtu.be/8utrTPRrRp0 ● これが今の力 残念でしたね。 勝たなけれいけない試合で、勝つ事が出来ず、ほぼ来年もJ3という事が決まってしまいました。 またこのカテゴリーで1年間戦うと思うと、1年が長く感じます。 「あ~あ」(+_+) という気持ちです。 この試合、選手は力いっぱい闘っていました。 岐阜の今の実力を出し切って、その上でスコアレスドローだったのですから、結果を受け入れるしかありません。 ● 次の試合 とはいえ、一応数字上は、次節に岐阜が大量得点で勝利すれば昇格する可能性は残されています。 可能性が残されている以上、クラブには最後までチャレンジする義務がありますよね。 今までは、リスクを冒さない戦い方を選択していましたが、次節は開始直後からノーガードでの殴り合いを展開するしかありません。 例え悪あがきであっても、そのためのメンバー、そのための戦術で、思いっきり前に出るサッカーをしてもらいたいと思います。 シーズンが始まる前は、今年の岐阜は『攻撃的サッカー』でいくと言っていたじゃないですか。 結局は全くそうならず、物足りないゲームばかりだったので、最後くらいはとにかく攻めて攻めて攻めまくるサッカーをみせて、今シーズンを締めくくってもらいたいです。 ● 選手の契約満了 今日、ハムヨンジュンと、橋口の契約満了の知らせが届きました。 シーズンはまだ終わっていませんが、もう12月の中旬ですから、そういうニュースもどんどん発表されていきますよね。 色々と書きたい事もありますが、まだシーズンは終わっていませんし、完全に終わった後、今年のフロントの振り返りも含め、書いていこうと思います。 とりあえず、両選手には、 「岐阜のために、ありがとうございました」 と言いたいですね。 にほんブログ村

2020第32節ホーム八戸戦「勝って、決戦へ」

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  FC岐阜  1 - 0  ヴァンラーレ八戸 ハイライト映像  https://youtu.be/KZgcdh1vZI0 ● 何とか勝利 簡単には勝たせてもらえませんでしたが、何とか勝利で終える事が出来ました。 リードした後に、もう少しカウンターの精度が上がって、岐阜の時間を長く作れるといいのですが、それは、来年への課題でしょうかね(苦笑)。 とりあえず勝てて、次につながった事を喜びたいと思います。 ● 町田ブライト 後半途中に、町田ブライトが高崎の代わりにワントップに入りましたが、悪くなかったですよね。 今までワントップは、前田と高崎という形で長く続けてきましたが、前田がちょっと難しいという判断なんでしょう。 ブライトがいた位置は現在レレウが入り、抜群のパフォーマンスをみせているので、残念ですが今のブライトにはポジションはありません。 そういう意味でも、ワントップ、町田ブライトは良い起用だと思います。 高崎はボールを収める事に長けていますが、弱みとして運動量がさほど無く、プレスにガンガンいけるタイプではありません。 その点、ブライトは体も強い上に体力面も申し分ないので、高崎とは違った役割を演じる事が出来ていました。 あらためて過去のインタビューを読んでみたら、裏への抜け出しが得意なプレーらしいので、攻撃の部分でもチームに幅を持たせられそうです。 次は中3日での試合でもありますし、コンディション的にも、高崎に代わり町田がスタメンという可能性もあるかもしれませんね。 ● FC岐阜2020サンクスセレモニー 早いもので、この試合がホーム最終戦でした。 試合後、セレモニーが開催されたので、僕も残って観ていきました。 サポーターのみんなも気になっていたと思いますが、その中で日本特殊陶業さんが、来年もメインスポンサーの継続を明言してくれました。 新型コロナの影響などもあり心配していましたが、来期もJ3の可能性が充分にありえるこの段階で言っていただけるとは、本当に感謝です。 この状況でもスポンサーの継続を決めていただけたという事は、今後もよほどの事が無い限り 岐阜と共に歩むことを決断してくれたというふうに捉えてよいかもしれません。 岐阜は、それに甘える事なく、今度こそ結果で報いる必要があるでしょう。 まずは次節わざわざ現地まで来ていただけるという取締役の加藤さんを喜ばせなけれ

2020第31節ホーム鳥取戦「敗戦の中にも収穫はある」

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  FC岐阜  0 - 2  ガイナーレ鳥取 ハイライト映像   https://youtu.be/-FYh2m7mmTQ 更新遅れ気味ですみません。今日、2試合分書こうと思います💦 ● 闘志 鳥取は多くはないチャンスを確実にものにしました。 連動した、思い切りのよい攻撃は見事でしたね。 岐阜はもう少し闘志を全面に出した守備が出来るとよかったと思います。アグレッシブな守備が出来ない事で、前半は自分達のペースに出来ませんでした。 残り少ない試合。悔いのないプレーをしてもらいたいです。 ● パワープレー 後半は鳥取が得点を守りにきたこともあると思いますが、岐阜は攻めたてました。 特筆すべきは、途中から甲斐を前線に上げて、パワープレーを狙った事かなと思います。 情報によると、これは事前に練習していた形だそうです。得点という結果は出なかったですが、これは良かったのではないでしょうか。 甲斐の空中戦の強さは、J3随一というレベルなので、状況を打開するためのひとつのオプションとしては、全然ありですよね。 このような状況を見越し、理にかなった準備をしていた事は、ギリギリまでチームを進化させようという姿勢の表れだと思います。 昇格を目指し、監督も粘り強いチーム作りをしているようですね。 ● 岐阜のSB 長倉が今季初出場を果たしましたが、 個人的には、僕は岐阜のサイドバックは全体として、あまり良くないという印象を持っています。 具体的にいうと… <橋本和> 橋本はクロスの精度は岐阜の中でピカイチだと思いますが、基本的なデフィンス力はそんなに高くないし、コンディションにムラがあり、ひどくパフォーマンスが低いときがあります。 年齢的な事もあるのかもしれませんが、ちょっと信頼感に欠けるように思います。 <藤谷匠> 藤谷についていうと、確かもともとCBとして入団した選手で、途中からSBに転向したと思うのですが、結論からいうと、あまり向いてないのではないでしょうか。 足の速さは魅力的で、運動量もそこそこあり、確かにSBで使いたくなる要素を兼ね備えているので、そこで活かそうと思うのはよく分かるのですが、藤谷はパスが苦手すぎます。 クロスに関しては、特にシーズン序盤はひどかったです。 フリーで受けてあげたボールが誰も触りようがない軌道を描き、そのままゴールキックになるのを何度みせられた事でしょう

2020第30節アウェイ讃岐戦 「ありがたい状況」

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  カマタマーレ讃岐  0 - 1  FC岐阜 ハイライト映像   https://youtu.be/t8T2Pvh4jIk ● 3連勝 3連勝は簡単じゃないです。 FC岐阜のサポーターは、特にその事を良く分かっているのでないでしょうか(笑)。 選手はよくやってくれました。 終盤にきて、ようやく勝ち癖のようなものがついてきているように思えます。 この勢いのまま、シーズンを駆け抜けて欲しいですね。 ● 現在4位 勝利した時点では、暫定で2位でしたが、現在は4位になってしまいました。 ライバルチームも必死ですから、そう甘い展開にはなりませんね。 あと残り4試合。現在2位の相模原が4連勝したら、岐阜はどんなに頑張っても昇格は無理という事になります。 もしそうなったら、相模原が強かったという事で諦めもつきます。 岐阜はそうならない事を願いつつ、残りを全て勝つつもりでいくしかないですね。 ● クラブに感謝 シーズン中盤の頃は、その試合内容から、昇格争いから早々と脱落する事も十分にあると思っていましたので、残り4試合の時点で「いけるかも!」とドキドキを楽しませてもらえるのはありがたいです。 降格のないJ3では(最も、今年はどのカテゴリーもありませんが)昇格争いに絡めなければ、残りの試合は消化試合になってしまいます。 いくらサポーターとはいえ、やっぱり消化試合では、楽しみを見出すのは難しいですからね。 あと4試合。僕も皆さんと一緒に、このありがたい状況を、思い切り楽しみたいと思います。 にほんブログ村