2021第16・17・18節終了(15節は試合無し)「早くもつまずく後半戦」

また、おひさしぶりになってしまいました。


前回のブログは、シーズン前半戦終了のタイミングでした。


そのブログで自分は


「後半戦がとっても不安!」


と書きましたが、いざ始まってみると、不安が的中。

3試合を終えて、かなりまずい状況におちいっています。


ここから先は、過去の試合をふりかえりつつ、現在のチーム状況の整理と、自分の気持ちなども書いていこうと思います。




 第16節 ホーム福島戦

FC岐阜  0 - 4  福島ユナイテッドFC

ハイライト映像 https://youtu.be/RJpH8xwVXAk


最悪のスタート

福島戦は、いいとこ無しの無得点で、4失点でした。


久しぶりのホーム戦でこの結果では、スタジアム観戦したサポーターが気の毒になります。


全くよくなっていない、むしろ悪くなっている試合内容に、長い中断期間にいったい何を練習してきたのかと、さすがに呆れてしまいました。



「ぎふマガ」とは、何なのか?

僕は、今までFC岐阜の情報に特化した有料WEBマガジン「ぎふマガ」の事を、楽しみに購読していました。


もっとたくさんの人が読んで、よりFC岐阜の事に興味を持ってもらいたいと思っていたので、このブログの中でも、好意的に紹介してきたつもりです。


しかし、今ちょっと、この「ぎふマガ」に対し、思うところがあるんですよね。


中断期間の間、コロナ禍で練習見学も出来ませんでしたし、岐阜の情報は、ほぼ「ぎふマガ」に頼った状態になっていました。


そして、その内容はというと、いかに選手が意識高く充実した練習に取り組み、前半戦の課題に備え、チームが成長しているかを繰り返し書かれたものでした。


岐阜の後半戦の飛躍が大いに期待できる内容に、自分もすっかりその気になってワクワクしていましたが、いざ蓋を開けてみると、散々ともいえるチームの仕上がりをこの目でみせられ、


「ぎふマガ」って、結局なんだったの?

(;´д`)


と、正直いって、腹立たしいような思いになりました。


ライターの人に別に悪気は無いことは、もちろん理解していますが、こうまで、記事と現実とのギャップが大きいと、チームへの分析も含めて、正確性に欠ける記事なのではないかと思ってしまいます。



特に安間監督に対しは、以前から試合の内容以上に高く評価しすぎなのではないかという気持ちが自分の中にはありましたが、今回の事で、その思いをより強くしました。


ことさら悪く書く必要は無いし、そんな事は僕も求めていないのですが、この試合に限らず、実際に目の前で繰り広げられる試合と記事の内容の乖離がちょっと大きすぎるのではないでしょうか。


このままでは、この先、記事に何か岐阜にとってプラスの内容が書かれていたとしても

「また、そんなことを言って…」

と、ちょっと穿った気持ちで記事を読んでしまいそうです。


「応援する」とは、褒めたたえる事ではないと思います。

今シーズンの「ぎふマガ」には、僕はちょっとモヤモヤしますね。



 第17節 アウェイY.S.C.C横浜戦

FC岐阜  3 - 0  Y.S.C.C横浜

ハイライト映像 https://youtu.be/fa1zXgugqXY


修正はできたのか?

よい試合が出来たときまで、悪くいうつもりはありません。

みんなで走って、ゴール前に人数をかけて、決定機も決め切った。

ナイスゲームだったと思います。


ただ、前節がひどい試合で、このゲームは快勝できた。


この状況の中、このゲームが本当の力なのか、自らに証明するためにも次の試合がすごく重要で、内容も含め、次節結果が出せれば、これからの見通しも少しは明るくなるというところでしたが、実際の結果はというと…

 


第18節 ホーム鳥取戦

FC岐阜  0 - 3  ガイナーレ鳥取

ハイライト映像https://youtu.be/rqG1MiYbSxU


続かない勝利

下位チーム相手に、これまた手ひどい完敗。

ライバルチームが勝ち点を伸ばす中、数字的にもどんどん昇格が遠のいていきます。


敗戦したとき僕は、「これはもうクラブは監督の解任発表をするのではないか」と思いました。


昇格を目指しているチームなら、この内容と結果は満足できるものではないでしょう。


もう残りの試合数も少なく、残された時間がない中、監督を交代しても劇的によくなるとも思えませんが、このままズルズルいくよりは、何かが起こる可能性もわずかながらに感じます。


それに仮に駄目でも、この半年で来期につながるようなチーム作りが出来れば、半年分スタートを早くきれるという考え方も出来ます。


ですが、予想に反して数日たってもクラブの動きがなかったので、まだ数試合様子をみるつもりなのか、それともこの結果を受け入れ、安間監督と今シーズンを歩み続ける決断をしたのかと思い始めていると、クラブから人事についての発表がありました。


三浦俊也氏、チーム統括本部長 兼

 テクニカルダイレクター就任


何だかよく分からない役職を引っさげて、三浦さんがやってきました。


小松GMのコメントの中の『様々な選択肢を検討』という言葉の中に「今さら解任しても、遅いしなぁ…」という気持ちが滲み出ているようにも思えます。


解任してもしなくても、どのみち昇格は、数字以上に、かなり厳しい状況だと思います。


このままではいけないという前提があり、少しでも昇格の確率を上げられる選択をクラブとして決断したのでしょう。

昇格を諦めず、動きをみせた事をまずは評価したいですね。


でも、三浦さんは、具体的にはどんな仕事をしていくのでしょうか。


ひとつは、木村氏に代わって強化担当の責任者を担うという事ですよね。


今回の人事と合わせて、木村氏がチーム統括本部長から、チーム統括担当部長になる事が発表されました。


チーム統括本部長

   ⇓

チーム統括担当部長


似ている役職名で混乱しますが、ようするに木村氏は降格したと理解すればよいのでしょうね。


木村氏は、強化のトップに就任以来、1年目にゼムノビッチ氏を、2年目に安間氏に監督を要請するという実績面で不安の残る人事を実行しました。


結果、その事が、現在の岐阜の苦境の大きな原因になっていると思われ、やはり木村氏の責任を問わないわけにはいかないと思います。


三浦氏には、今度の今度こそ、勝てるチーム作りをお願いしたいです。


あと、テクニカルダイレクターとは、現場にも関わって、コーチ的な役割も果たしていくのでしょうか。


チーム始動から、これだけの時間がたち、終盤にさしかかろうというこの時期に、今さら味方同士の声かけを練習しているという情報もあります。


驚くべきチームの完成度ですが、出来ていないのなら、その練習をしなければしょうがないです。


引き続き現体制の監督もいて、コーチもいるわけですから、微妙な立ち位置になりそうな気もしますが、おそらく迷走状態であろうチームに、一体感をもたらせるといいですね。


これ以上悪くはならないでしょう。

思い切った変革を望みます。



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