2020第12節ホーム秋田戦「悔し、恥ずかし大敗戦」(雷雨により順延試合)

 FC岐阜 0 - 5 ブラウブリッツ秋田


ハイライト映像  https://youtu.be/-5bjE3hTnlY


大敗戦

無敗の首位を撃破して、昇格に向けて勢いをつける一戦になる事を期待していましたが、結果からいえば、むしろ逆。


90分見続けるのが苦しく、試合後、いたたまれない気持ちになるような試合になってしまいました。



岐阜は先取点をとられるまでの前半は悪くなかったと思います。互角に近かったんじゃないですか。


それだけに、最終的にあそこまで大崩れするとは思わなかったです。


これからの昇格争いの上で、得失点差も重要になってくると思いますので、同じ負けるにしても、-5は痛いですね。



秋田のサッカーすごい

秋田のサッカーの中身は噂には聞いていましたが、ハイライトで観た事はあっても、1試合丸々を映像で観た事は無かったのですが…、すごくないですか、これ!?


こんなサッカー観た事ないですよ。

(゜o゜)


シンプルで強い!この秋田のシステムは、サッカー戦術の新しい発明ともいえるのではないでしょうか。


普通あんなにどんどん前に蹴っていったら、相手に簡単に拾われて、結局押し込まれる展開になりそうなものですが、かなりの確立でそれなりにおさめて、そこから攻撃が始まってしまいます。


やってる事はシンプルなので、失点につながる決定的なミスも出にくいというのもポイントでしょうね。


くわえて、あの左右から繰り広げられるロングスローの厄介さったらないですよ。


裏に抜けたボールを岐阜のDFが対応してサイドに出したら、秋田にとっては、もうゴール前に放り込むチャンスです。


ロングスローを常にみせ相手に意識させるので、たまに手前に選手にパスして、余裕を持ってクロスなんてことも簡単に出来てしまうので、守っている方はやりにくいでしょうね。


多少粗削りでも、これを繰り返されゴール前のシーンが増えれば、そりゃいつかは決定機も訪れますわ。


そして、秋田の選手の、このシステムを支える強靭なフィジカルと運動量、そして闘争心には脱帽です。


何人もの秋田の選手が、猛烈なプレスで岐阜の選手を囲み、ボールを奪ってしまうというシーンを何度みた事か。


それを90分を通して行う、闘う気持ちに溢れたプレーを、岐阜の選手も見習わなければいけないですよね。


無敗のままいくかどうかはともかく、特定の選手に偏らない安定感のあるサッカーなので、普通に考えれば、秋田はこのままJ2にいくでしょう。


当然対策もより進むであろうJ2で、どこまでいけるか楽しみなチームでもありますね。


こんなチームをつくった吉田監督。

また、沼津から、彼を連れてきたフロントのセンス。

お見事です。



岐阜はどうなる?

試合を観て衝撃を受けましたので、珍しく敵チームの事を長々と書きましたが、ここからは大敗戦をきっした岐阜の事も書いていこうと思います。


仲田監督は、岐阜を『闘う集団にしたい』と言っていますが、それは試合中の90分に限った事ではないと思うんですよね。


結果として、『恥』ともいえるような試合になってしまいましたが、それで下を向くのではなく、これからの試合で、今まで以上に強い気持ちでファイティングポーズを取れるかどうかが大事なのではないでしょうか。


秋田との試合だってもう1試合残っています。


悔しかったら、これからの試合で、悪かったところを反省し、積み重ね、次の試合でやり返してやればいいじゃないですか。


「秋田戦は、勉強になった」「自分たちが成長するよいきっかけになった」


シーズンが終了したときに、そう選手達が振り返れるよう、これからの試合を全力で戦って欲しいと思います。


頑張れ!FC岐阜‼


(ブラジル人選手の新加入が発表されましたね。それについては、また次回、書こうと思います)


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