2020第11節アウェイ福島戦(前半で試合中止)「変化」

 福島ユナイテッドFC 0 - 2 FC岐阜

(前半までで中止)


ハイライト映像  https://youtu.be/fizrJsunJOY


試合途中での中止

岐阜にとっては2点リードしていただけに、前半のみで雷による試合中止になってしまったのは、残念でしたね。


おそらく、再試合をするとすれば、この状況からのスタートになるのではないかと思いますが、その時はきっちり勝利をおさめて欲しいです。



さて、試合は前半のみでしたが、中身についても書いていきたいと思います。


岐阜の変化

僕はこの試合は、今年の岐阜にとってかなり意味のある大事な試合になったと思います。


なぜそう思うかというと、この試合が今までにない新しい戦い方を構築しようとした試合だからです。


フォーメーションの変化もありましたが、僕は前田、高崎をトップにすえた戦い方を変えた事が、1番大きな変化だと感じました


前田、高崎という同じようなタイプのどちらかの選手をトップにすえ、ポストプレーを活かした攻撃や、クロスからの得点を狙う今までのやり方は、はっきり言って、上手くいってなかったと思います。


まわりの選手の起用も含め、今まで微調整を重ねてきましたが、ここにきて、いよいよ行き詰り感が高まっていましたので、高崎も前田もいないこのスタメンをみた時は、僕は良いチャレンジだと感じました。


方針の転換は、基本的には今まで積み重ねたものの否定ですので、監督としても苦しいでしょうが、駄目なんだから変えなければしょうがありません。


『結果が答え』なのですから。


それを認め、変化できたという事は、ゼムノビッチ監督は勝利への執念と、変化への勇気は持ち合わせている監督なのだと思いました。


チャンスを掴め

しかし、これで全てが良くなっていくというわけではもちろんありません。


連携もまだまだですし、よほどここから進化していかなければ、上位相手には厳しいと思います。


ですが、伸びしろはあると思いますし、残りの試合数を考えれば、間に合わない事もないと思います。


次節は、現在、圧倒的強さを誇る秋田ですが、もしここで勝利するような事があれば、浮上のまたとないきっかけになるでしょう。


このタイミングで秋田の対戦があるというは、岐阜にとって大きなチャンスなのではないでしょうか。ぜひ、ホームでこのチャンスを掴みとって欲しいです。


念のため

一応付け加えておきますが、僕は、今までのやり方は絶対駄目だと思っているわけではありません。


対戦相手との相性、試合の状況や、時間帯などによっては、有効な場合もあると思いますし、前田や高崎の個の力は、岐阜の大きな強みである事に変わりはありません。


大西のJ初ゴールも生まれた今節。

監督が当初よく言っていた『若手とベテランが融合した強いチーム』が出来上がるのを期待して待っています。


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