磐田戦と名古屋戦、TMの感想

こんにちは。蒸し暑い日が続きますね。


FC岐阜は、6月17日にはジュビロ磐田と、20日には名古屋グランパスエイトと練習試合を行いました。

13日に金沢戦をした事を考えるとかなりハイペースで試合を組んでいます。


新型コロナで遅れていたチームの仕上がりを、実践を通して急ピッチで仕上げようという狙いでしょうか。

天気が悪い日もあり、怪我などが少し心配でしたが、無事、3試合を終えられたようで良かったですね。


開幕間近という事で、練習試合とはいえ、その中身が気になるところです。

前回、金沢戦について書きましたので、今回は磐田戦と名古屋戦について書こうと思います。


20日の名古屋戦は、土曜日のYouTube配信だったので、視聴できた方も多かったのではないかと思いますが、17日の磐田戦は、水曜昼間の配信で、なおかつ見逃し配信も無かったので、観られた方は少なかったのではないでしょうか。

そんな中、僕はというと・・・、
観てます!


仕事でしたので、ライブではみられませんでしたが、ITを駆使して配信を自分用に録画してもらい、後ほど観る事が出来ました。


ただ、苦労して観たわりに、内容は結構ひどい試合でしたね~。

5対0の試合結果でしたが、実際、内容もそれくらいの差がありました。

特に前半は、ほとんどの時間、岐阜のコート内でボールが動いていたのではないでしょうか。
磐田の選手は、本当に気持ちよさそうにサッカーをしていましたよ(苦笑)。


とにかくボールが全く取れなかったんですよね。

効果的なプレスが全然かけられず、相手に自由にボールを回され、たまにカットしても、強引に前に蹴っては、相手に拾われ、また攻められるの繰り返し。

少し厳しい言い方になってしまいますが、正直、この試合で何を得ようとしているのかがサッパリ分からない前半でした。

後半は前半に比べると、プレスなどだいぶ改善はみられましたが、得点も出来ず、セットプレーで簡単に失点する場面もみられ「う~ん」といった内容でした。

磐田の出来は確かに良かったと思いますが、それにしても開幕直前ともいえる時期での、不安しか覚えない内容に、暗澹たる気持ちになりました。


そのような水曜の試合を観ていたので、J2の磐田にこれでは、J1で上位を窺おうという名古屋との試合は、いったいどうなってしまうのかと思いながら観始めましたが、自分が思っていたよりもいい試合になっていました。


守りと攻めのメリハリが磐田戦よりも出来ていて、好機も何度かつくれていましたし、ボール奪取の意識も高く、奪われた後にすぐに奪い返すという場面もみられました。


金沢戦での感想でも書きましたが、個人では特に富樫の動きが軽快で、J3のチーム相手なら、はっきりとした違いをみせられるのではと、期待が高まるパフォーマンスでした。

前田さんと良い関係が出来そうにも思えたので、今後の連携の進化が楽しみです。


あと今回のYouTube配信は大変観やすく、選手がアップで映る機会も多かったので気がついたのですが、何か岐阜の選手が、ごっつくなってません?
以前に比べ、ユニフォームがムチムチじゃないですか。

これがフィジカル強化をチームコンセプトの柱にした今年の成果ですかね。


ただ、コロナで練習が満足に出来なかった影響で、中身の心肺機能や、瞬発力などは、おそらく計画通りには強化出来ていないと推測します。


夏頃までにはどこにも走り負けないフィジカルを作り上げるというのが当初の計画だったと思うのですが、果たして、この状況の中、どこまで達成できるのか。

全Jチームの中でも稀な、2人のフィジカルコーチを擁する岐阜です。こちらにも期待しましょう。


反面、この試合で残念に思ったのは「ここからチャンスになる!」という中盤での大事な場面で、あまりにもイージーなミスが多く、チャンスの芽を、自ら何度も摘み取ってしまっていた事です。

何か大きなリターンを得ようと、チャレンジしたミスならいいんですが、そうではない、ただの凡ミスが多すぎました。

あれらをしっかりつなげ、攻撃をやりきる事が出来ていれば、3本やって無得点という事は無かったのではないでしょうか。


ここ最近の3試合の練習試合を観て、現在のチームの仕上がりについていうと、僕は正直言って、あまり完成度は高くないと思います。


『J3で下位に沈むようなチームでは無さそうだが、優勝を目標とするチームとしては、だいぶ物足りない』

そんな印象ですかね。


でも、ここから積み上げていけば、良いだけだと思います。

積み上げてくれるでしょう!
来週、ついに開幕です‼ 


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