2019第40節アウェイ新潟戦「仮に…」

アルビレックス新潟 2 - 0 FC岐阜



ハイライト映像  https://youtu.be/yjWpwkeS2xE


 「ここで勝ったら何かを起こせるかもしれない」と、そんな気もしていましたが、普通に負けました。

 新潟は思った以上に上手かったです。特に岐阜の前線からのハイプレスをいなすパスの技術なんて、たいしたものですね。

 岐阜の選手も頑張ってボールを追っていたのですが、するりするりとかわして中盤につなげてしまうのをみると、シーズンでの積み重ねの差を感じました。


 岐阜は、久しぶりにビクトルがスタメンでしたが、少なくともシュートストップに関しては、ヤン=オレ・ジーバースより上に思えました。

 この試合、ビクトルでなかったらもっと失点を重ね、試合の体裁を保てなかったのではないでしょうか。

 足元以外は本当に優秀なキーパーですので、今の岐阜にとっては、ビクトルの方がマッチしてるように感じました。


 攻撃に関しては、またも無得点で残念でした。

 全体としてはそんなに悪くもないと思いますが、何というか、もう少し活き活きとプレーできるとゴールも生まれそうな気がするのですが…。

 今のチーム状況に引っ張られているのか、簡単なプレーもあえて難しくして、負の連鎖に陥っているようにみえます。

 まぁ、この状況で活き活きとプレーする事が難しいのも良く分かりますがね。


 さあ、いよいよ残り2試合となりました。

 今節で21位以下の順位は決定し、1つ上の順位の栃木も、最近はしっかり勝ち点を積み重ねている事で、残留に諦めムードになっているサポ―タ―も多いと思いますが、本当に無理なのでしょうか?

 まず条件の1つの、J3藤枝MYFCの2位以上ですが、現在が2位で、3位との勝ち点差は3あります。十分あり得る事でしょう。


 そして、栃木を岐阜が追い抜く可能性ですが、もし仮に、次の試合で、岐阜が勝ち、栃木が負けたら、勝ち点の差は1ですよ。

 栃木側からしたら、勝ち点4の差が、勝ち点1差になってしまい、ラストゲームを迎える羽目になるわけです。

 逆に岐阜は、かすかなともし火だったものが、すぐ目の前の現実的目標になるのですから、選手は燃えに燃えるでしょう!

 もし、この『仮に』が、現実になったら、追い込まれ、焦りを覚えるのは、いったいどちらでしょうか?


 試合でもたまにあるでしょう。

 どうしようもないくらい相手にゲームを支配されていたはずが、ほんのちょっとしたきっかけでガラリと展開が変わって、まさかの逆転が起こる事が。

 サッカーではそんなに珍しい事じゃないはずです。


 この『仮』を『現実』にしましょう。

 色々あったシーズンも、ついに次のホームで最終戦です。

 最後の最後まで全力で応援して、瀕死のチームを僕らが救ってあげましょうよ‼



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