風間と山岸の移籍について

 今日、寂しいニュースが入ってきました。

①山岸がモンテディオ山形に完全移籍加入。
②風間がFC琉球に期限付き移籍加入。

 これは意外でした。このタイミングでですか。


 彼らは大木前監督からの信頼も厚く、今まで主力として、数多くの試合に起用されてきました。

 その結果が最下位という順位であり、試合に出る時間が多かった彼らには、それ相応の責任があると僕は思います。

 その状況の中で、試合に起用されなくなりつつあるとはいえ、同じj2カテゴリーのチームに移籍するというのは、ちょっと理解に苦しみますね…。


 よくこういう意見に対して、「サッカー選手としての寿命は短いから、移籍はしょうがない」であったり、「プロなんだから…」という言葉が聞かれます。

 もっともだとも思いますが、やはりそれはケースバイケースでしょう。


 もし、移籍するチームがビッグクラブだとしたら、「そこまでのチャンスは中々ない。頑張って!」という気になりますし、その選手が移籍までに岐阜に大きく貢献してくれていたのなら、「今までありがとう。次の場所での活躍も祈ってます」と思えます。(古橋の移籍なんかはこれにあたると思います)


 でも、二人はそうではないでしょう。

 状況を考慮すれば、いくらサッカー選手としての寿命が限られていると言っても、あと半年が待てない事は無いと思うし、風間が行く琉球はクラブ規模だけに限って言えば、岐阜よりも小さなクラブです。

 二人はこの移籍を「チャレンジ」と言いますが、自分たちが大きく関わり、その結果陥ったチームの苦境を放り出さず、自らの力で救うというチャレンジには、価値をみいだせなかったのでしょうか?


 山岸と風間は大木さんの魂と技術を受け継いだ既存の選手の中でも、特に代表的な選手だと思っていました。

 僕は、彼らが北野サッカーの中でも活躍する事で、『大木さんのサッカーが全部間違っていた訳ではない』事を証明して欲しいとも思っていましたので、そういう意味でもこの移籍は寂しかったですね…。


 ただ、もちろん、彼らには、彼らの人生があるのは重々、承知しています。大いに悩んだ末の決断でしょう。


 …そう考えると、やっぱり、次のチームでも頑張ってもらいたいですね。

 頑張って欲しいと思います。


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