2019第15節ホーム町田戦「解任のタイミング」
FC岐阜 1 - 2 町田ゼルビア
ハイライト映像 https://youtu.be/Ryn0V15jte0
3バックにして、守備的な布陣でのぞんだ試合でしたが、前半に2失点だと、勝つ事は難しいですよね。
り
僕は今まで、大木監督を基本的にはずっと支持してきました。
去年、チームの調子が悪くとも、大木体制の継続を主張しています。
<その時のブログはこちら>
「大木監督、解任論について」
https://wawa8.blogspot.com/2018/08/28.html?m=1
ただ、この試合を含めた今シーズンの内容、また今までの2シーズンを振り返った時、ついにこの言葉を言いますが、僕はこのタイミングで大木監督を解任した方がいいのではないかと思います。
今節の試合を観て特に思ったのですが、何というか、もうこのチームを大木監督が指揮するメリットがないと思うんです。
スリーバックで守備的にするなら、大木監督よりもっと上手くチームづくりが出来る人はおそらくたくさんいますよ。
でも、やらなきゃ仕方ないんですよね。
何年にもわたって愚直なほど貫いた大木スタイルが今のJ2では通用しない事が、結果という真実で証明されてしまったのだから。
監督としては、その守備的戦術は得意ではないし、また、気持ち的(サッカー哲学的)にも気が進まないが、やらざるを得ない状況になってしまっているというのが、今の現状だと思います。
でも、それなら、FC岐阜の監督が大木監督である必要もないんですよね。むしろ別の方がいいと思います。
僕が以前ブログで大木監督の継続を主張した主な理由としては、大きく3つのポイントがありました。
①選手構成に偏りがあり、このメンバーでは、大木監督の戦術にしか適応できないから
②夏の補強も終わっていて、新監督の主張をフロントが形にできないから
③わーわー8はまだ大木サッカーのロマンを諦めきれない
この3つに関して、今は大きく状況が違います。
①に関しては、今年は選手の層も厚く、また去年に比べプレイヤーの質に幅もあります(これは去年からの選手も成長しているからでもあります)。
CBなんかは、個々の力はかなり高いレベルだと思うし、前線の山岸や、デ・フリースだって起用次第で、もっと良い働きができると思います。
このメンバーなら、色々な組み合わせ、戦術におそらく対応できるはずです。
②に関しては、そのままです。もし、このタイミングで新監督が指揮をとれば、夏までに問題点を把握して、それを夏の補強につなげる事が出来ると思います。
③に関しては、正直言って、さすがにもう諦めています。今シーズンは絶対に良い選手が集まっていました。フロントは本当によく揃えたと思います。
それが、15試合もして、勝利はわずか3勝。最下位。そして得失点差でもぶっちぎりの-14。
これは、通常では全く考えられない数字ですよ。ありえないと思います。
もともと1,2年目にも疑問はあったうえで、集大成の3年目に、このメンバーで、この結果では、流石に信用する事は出来ないです。
したくても出来ませんよ!
残念ですが、岐阜のチャレンジは失敗に終わったと考えていいと思います。
今シーズンの目標はJ2残留です。その確率を少しでも高めるために、大木監督の解任を決断するタイミングだと思います。
と、考えていましたが、今日、今の現状に対するフロントの声明が発表されました。
https://www.fc-gifu.com/news_information/47601.html
これを読む限り、クラブは少なくとも、もうしばらくは大木監督でいく、という意志を感じます。
そうなんですね…。
疑問もありますが、クラブがそう判断したのなら、了承するしかないです。
でも、今まで全くこの成績に触れず、イベントの告知ばかりして、ほとんど不誠実ともいえたクラブが、最低限の対応をした事は良かったと思います(第13節のブログで、僕はその事を批判的に書いてます)。
もう少し見守りましょうか…。
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