第37節ホーム岡山戦「まさかの勝利に泣いちゃいました」
FC岐阜 2 - 1 ファジアーノ岡山
ハイライト映像 https://youtu.be/FHw1h9VwKN0
よくあそこから逆転してくれました。ようやく手にした劇的な勝利に思わず泣いちゃいました。
決勝点を決めたのが、苦しい怪我を乗り越えた石川というのも涙の量を増やしましたね。
石川選手、J初ゴール、心からおめでとうございます。
終盤の攻撃、逆転してからの守備には、選手の勝利への執念を感じました。
最後の数分間で、ゴール前のFKを受けたり、ラストワンプレーで、ほぼフリーでミドルを打たれたりで、最後までハラハラしました。
最後のミドルはあらためて正面からの映像をみたら、かなり危ない軌道で、あと少しでゴール右隅に突き刺さるところでした。
あれが入っていたらと思うとゾッとします。本当に入らなくてよかった~。
( ;∀;)
戦術的なところでは、中盤を飛ばしてロングボールを多用していましたね。いいと思います。
山岸はハイボールにそこそこ勝てるし、今まで苦労して無理につないでも、そんなにいい事なかったですもん(苦笑い)。
あと、攻撃では、終盤は特にゴール前にクロスをガンガン上げてましたね。
今までは、ショートパスを回したあげく、①結局バックパス ②強引なスルーパスをカットされる というのが、よくあるがっかりパターンでした。
今節の終盤の怒涛の攻めでは、選手がどんどんゴール前に入っていって、かなりの迫力がありました。
あのようにゴール前に人数をかけるから、石川の前にもボールがこぼれてくるんですよね。
難波が入る前から、チームのリズムは良くなってきていましたが、難波の投入で、より一層、みんなの前への意識は高まったように思いました。
さすが頼れるベテランです。石川も含め、途中交代が今節は効いてましたね。
ベンチワーク、選手、そして、必死で応援したサポーター。
月並みな表現ですが、まさにみんなで勝ち取った勝利だと思います。
岡山の事にも少し触れされてもらいますが、すごくいいチームでしたね。
近頃あんまり勝っていないし、順位も上でも下でもないので、最近は、試合のハイライトもまともに観てませんでしたが、いいチームですよ。強いと思います。
攻守の切り替え、球際の激しさ、スペースの使い方、選手の連携、シーズン終盤らしい高いチーム完成度でした。
惜しい点があるとすれば最後のシュート精度くらいでしょうか。
この試合も1点取られるまで、ほぼ完全にむこうのペースで正直勝てる気は全くしませんでした。
僕がこのチームのプレイをみながら思ったのは「このチームで12位なのか…(試合前の順位)」という事です。
最近よく耳にしますが、J2のレベルってホントに上がりましたよね。
僕の感覚ではこのぐらいの完成度があれば、PO圏近くにはいるレベルだという感覚があります。それが12位なんてねぇ。
今年の岐阜の目標『一桁順位』は、シーズン前は、「当然それくらいは達成してもらわなきゃ困る」と僕は思っていましたが、岐阜にとってはけっこう高い目標だったのかも知れませんね。
数字を見る限り、今シーズン、目標達成はもう難しそうです。
それどころか、J2残留もこの勝利で有利にはなりましたが、予断は許さない状況です。
今節は勝利しましたが、冷静に試合内容をみれば、この先も苦戦を強いられる可能性は高いと思います。
ですが、今回のように、1戦1戦、闘う気持ちを前面に出し、目の前の敵にぶつかっていけば、順位を少しでも上げる事は可能だと思います。
今まで耐え抜いたサポーターのためにも、少しでも上の順位を目指し、選手の皆さんには頑張っていただきたいです。
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