第8節アウェイ東京V戦 「無失点試合達成」

東京V 0 - 0 FC岐阜


 試合の結果はスコアレスドローでしたが、特に前半は見ごたえのある内容でした。


 攻守の切り替えが早く、しっかりとボールを握って試合を進める事が出来ていました。

 最近の試合は立ち上がりから自分たちのやりたい事が出来ている試合が多くなったと思います。

 対して後半は、どちらかというと押されてました。相手の選手交代がはまった事もありますが、疲れが出てくる後半はどうしてもパスミスが増えてきます。

 パスをチームのコンセプトにしている岐阜はそうなるとやはり苦しいですね。

 選手交代のタイミングなども含め、前半のようなプレイを、チームとして1試合通して出来るようになって欲しいです。


 攻撃のところで書くと、途中出場の中島賢星は、あのキーパーとの1対1の場面は、せっかく良い抜けだしが出来ただけに決めて欲しかったです。

 今節はあそこで決められたら、展開的に岐阜が勝利していた可能性は高かったはずなので、残念でした。

 名門マリノスから完全移籍で来てくれた21歳に期待する声は、僕の周りのサポーターからもよく聞かれます。

 ああいう場面で決め切れるかが、賢星がプロとして上に登っていけるかの分岐点になっていくのではないでしょうか。

 スタメンメンバーもだいぶ固定され、おそらく今後も途中出場がメインになるでしょう。何とか少ないチャンスを物にして欲しいです。


 あとは今節、宮本が前線に顔を出せたのが良かったですね。

 岐阜はゴール前の人数がいつも足りない印象があるので、MFの選手があのような形で前に入っていけると得点のチャンスはぐっと増えるのではないかと思います。

 デ・フリースについては…、前回長々と書いたので止めましょう(笑)。頑張って!


 守備はDFだけでなく、チームで頑張って守れていた印象です。

 古橋なんかは試合を通して、かなりの回数、味方ゴール付近まで戻り守備をしていました。スタミナも昨シーズンより付いているようにみえます。本当に隙のない選手になってきましたね。


 0対0の試合でしたが、岐阜はここ何年間も、ずーと守備が悪く、嫌になるほど点を取られるので、例え点が入らなくとも、0点で抑えられれば、僕はけっこう嬉しい気持ちになります。 

 めったにない事なので、他のチームのサポーターよりも、相対的に完封の持つ価値が高いのです。

 試合後の大木監督のコメントで

『少し守備のところの整備をしたので、そこを選手が理解してやってくれたと思う』

とありました。

 その攻撃的スタイルから、チームに守備戦術を落とし込むのは得意でない監督だと思っていたので(実際そうなのかも知れませんが)、修正して、結果として内容のともなった完封試合が出来たのは、これからにつながっていきそうです。


 試合後、「次のゲームが早く観たいな」そう思える試合でしたね。

 次も期待しましょう。

 

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