2020第29節ホーム藤枝戦「成長」
FC岐阜 2 - 1 藤枝MYFC
ハイライト映像 https://youtu.be/TAYesH8i41o
●手に入れた+3
厳しい試合だったと思います。よく勝ちきりましたね。
相手にもそれほど決定機は作らせませんでしたが、岐阜のチャンスも多くはなかったです。
チャンスは少なくとも得点に結びつけてしまう決定力は、今年の岐阜の強みですよね。
川西も富樫も、良い仕事をしてくれました。
嬉しいホームでの勝ち点3GETです!
●岐阜の成長
26節の富山戦でのブログでは、「岐阜のサッカーはもう完成して、今後の伸びしろには期待できないのではないか」というような事を書きましたが…、
すみません。
僕が間違っていました。
_(._.)_
岐阜はちゃんと今でも進化していました。
具体的にいうと、まず、球際での戦いがしっかりできるようになったと思います。
ガツガツと相手と勝負して、1人目が駄目でも、すぐに2人目、3人目が行くという事が出来るようになってきました。
そして、涼しくなった気候のせいも多少あるかもしれませんが、前線、中盤の運動量も増えたようです。
当然、以前に比べ選手の負担は増えたと思いますが、気迫あるプレーで、簡単には相手に試合のペースを渡しませんでした。
攻撃の面でも、つまらないパスミスや、誰も触わりようがないクロスが、随分減りましたし、シュートへの意識も高まり、それが攻撃にリズムを生んでいるようです。
そしてこの試合では、勝ち越してからの試合の進め方が上手かったですよね。
岐阜に決勝点が入った直後、前回こっぴどくやられた清本選手が投入されました。
アディショナルタイムも4分あり、何となく嫌な感じがありましたが、落ち着いて試合をすすめる事ができましたね。
以前は焦って大きく蹴るだけになり、それを拾った相手の波状攻撃にさらされる事がよくありました。
今節の終盤はそうではなく、繋ぐところは繋ぎ、攻める姿勢もみせる事で、相手にプレッシャーを与える事が出来ました。
各選手のプレーの判断が的確で、相手の放り込みもしっかり跳ね返す事で、清本選手にもほぼ何もさせず時間を進める事ができたのには、チームとしての成長を感じましたね。
これから先も、このようなシチュエーションは必ずあると思います。
この試合の終わらせ方のイメージを忘れずに、次節以降にも活かしてもらいたいです。
●助っ人外国人
前節のブログで、レレウについて書きましたが、やっぱり彼はいいですよ。
今節は66分からの途中交代でしたが、存在感をみせてくれました。
上手いだけでなく、守備もさぼらず懸命にやってくれますからね。
勝ち越してから、上手く時間を使えた要因のひとつには、彼のプレーも大きかったと思います。
ああいう献身性のある選手は、試合のどのような場面でも一定の役割を果たしてくれるので、監督としては使いやすいでしょうね。
富樫が得点を入れた時、真っ先に飛びついて、一緒になって喜びを表現しているのをみた妻が「ずーと、一緒にプレーしてきた選手みたいだね」と笑っていましたが、本当にその通りだと思いました。
チームに献身的に貢献できる選手は、チームに馴染むのも早いという事でしょう。
レレウがこのように力を発揮しているのをみると、もう1人の途中加入選手であるパウロンも気になるところですが、起用のタイミングが難しいところですよね。
レレウのように攻撃の選手でしたらまだ使いやすいと思うのですが、DFですからね。
今の岐阜は、CBは甲斐、イヨハで安定していますし、ひとつ前のボランチで使うとしても、大西と賢星のコンビは最近いい感じです。
そのバランスを崩すリスクを冒してまで、パウロンを使う意味があるかというと微妙な気がします。
獲得したからといって、無理して使う必要はないと思いますが、そこの判断は、練習をつぶさにみている監督がどう判断するかですよね。
もし、出場する事があれば、また、みんなで応援しましょう。
●追い風が吹いている
岐阜が試合をした次の日、ライバルチームの試合がありましたが、驚く事に、引き分けや、負けがほとんどでした。
順位も上がり、2位との勝ち点差も1になりました。
確実に岐阜に良い風が吹いています。
富樫は試合終了後、「残りの試合に人生がかかっている」というような事を言っていましたが、間違いありません。
選手たちには、岐阜を勝利に導くことで、自らの人生を切り開いてもらいたいと思います。
次も勝利だ!
頑張れ、FC岐阜の戦士たち‼
(^^)/
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